私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

IVEC廻戦2021春(レベル2級)

IVECレベル2受けてきました。
今回は鉛筆やOpenOffice改行など目玉になる点は何もないです。
強いて言えば、レベル2はガチで管理問題で
レベル1のようにアプリ触ったり仕様書見たりテストしたりは全く無かったよ。
これだけですね

場所

前回と同じく東京会場「情報オアシス神田」で受けました。
前回目印の場所でファミリーマート多町店曲がったところだよって書いたのに迷いました。
神田駅北口を出てつい右側の大きい交差点跨いだスタバの方へ歩いていきたくなってしまいますが(ならない)
大きい交差点を渡る必要は全く無いです

試験の流れ

入室~試験開始まで

試験開始30分前になると会場が開くので検温して中へ。
入口で検温あり。手も消毒しました。
検温がおでこ派と手首派がいました(どうでもいい情報)
会場が2フロアに分かれていまして、どちらのフロアでも入口で検温してました。
このビル結構せま‥こじんまりしているので、階段に並ぶことになりました。
試験開始前の流れについて他のことが気になる人は
わくわくしてIVECレベル1に挑んでいたころの記事をご参照ください。レベル2もまったく同じです。試験中のフォルダ名を変えたりするところ試験終了時も同じです。
OpenOfficeの改行も鉛筆の使いどころも全部同じです。

問題と時間配分

試験についての説明に目安時間が書いてありました。
うろ覚えですが記載します。順番もうろ覚えです。
ついでに意訳ですので話半分に見てください。
というより、この記事自体が殆ど偏見と意訳ですのでくれぐれもガチ参考にしないように…

  1. テスト環境とは何ぞや 15分
  2. 領域展開:探索的テスト 30分 
  3. 実行者からの質問1000本ノック 30分
  4. 振り返りをすれば奴がいる 30分
  5. テスト計画を立てよう 30分
  6. つけよう!不具合優先度 30分

4番目と5番目がいまいち逆な気がします。
どれかが35分だった気がするのですが忘れました。

どんな問題が

①テスト環境とは何ぞや
ぶわーと羅列された選択肢のうちどれがテスト環境やねん、的な問題。
シラバスを読んでいれば間違いなく解けます。
私は間違えていそうな気がしますが、文章読むだけでもこれ何か違わね?がいくつかありました。
あまり語るところのない、スナオな問題でした。


②探索的テストの特徴とチャーター作れや
探索的テストに関する出題。
特徴を答えてね!とチャーター作ってね。という二段構成。
IVECのエントリーレベルシラバスには探索的テストは登場していないと思うんですよね。
(登場しているよ!のツッコミ待ってます)
こんなこと言うのもやばいのですが、私は探索的テストの認識が揺らいでおりまして、
「経験に基づいて実施するアドホックテスト」との区別がついておりませんのでこの出題はちょっと苦手でした。
ですがJSTQBの教科書に書かれているような特徴を答えてね!という問題だったので
JSTQBFLあたり勉強している人は大丈夫でしょう。
IVECを勉強しているならJSTQBも勉強してるんじゃないかな!という行間を読みました。

探索的テストのチャーター作ってね問題
今までの探索的テストのデータをみてこれからの探索的テストの話をしよう、みたいな問題。
あんまり捻るとこなかった気がします。項目優先度も考慮した方が良かったのでしょうか?
1項目だけやたら時間が少ないやつを優先かなーと思いました。まる
2021/5/30追記
そういえばアサイン問題とかありましたね!!(完全に忘れてました(誰に言ってるの…?
色んな考え方があると思うのですが
探索的テストでテストを学ばせるというのは難易度がたけーので
(経験が少ない人がやるとやみくもテストになるとか某JSTQBに書いてあった気がします。気のせいだったらすまない)
その人の現在の手持ちのスキルで「探索していけそう」というか
「バグを狙えそう」という人を選びました。育てる観点は全く無し。

③テスト実行者からの質問に答えてちょ!
これはTHEレベル2という感じの問題。
実行者からこんなときどうしたらいい?と聞かれたときの理由を書くんですが
確かに理由を説明しようとなると「おーそうねー…うーん…?」になるものが多かったです。
「そうするといったらそうなの!」と普段答えていると間違いなく死ねる問題。
ふわふわしている理由を言葉にする過程とか、今回解いた中ではこの問題が一番好きでした。
ただし解答にはそんなに自信がありません。
というかこの問題に限らず全体的に制限文字数が少なすぎて調整するのが大変でした。

④振り返りを生かすんや、、
めっちゃフィードバックしまくるテスト実行者の振り返り意見を読んで
「これからどうしたもんかね」を考える問題。
テスト実行者の振り返り意見が橋田壽賀子ばりに説明していたので
発言の中をよく読むと良いところ、悪いところは読み取れました。
最後の問題は設問欄が間違えてるような気がしましたが、分析する要素は1個しかない気がしたので
それを書きました。自信はありません。

⑤テスト実行計画を立てる、立てた理由も書く
これはコテコテのテスト計画問題でした。
同じような問題をJSTQB ALTMでも見ました。
コテコテすぎて特筆する点がないくらいコテコテ。捻り無し。

⑥不具合に優先度つけて理由も書いて、そしてそれを参考に何をテストするか決めてちょ!
不具合票を読んで、それに優先度をつけていく問題。
問題に優先度の付け方が書いてあるのでそこまで悩む感じじゃなかったですが
不具合報告の文が少し分かりにくくて、どんな不具合が起きてるのか判断しかねるのがありました。
うーん。私の読解力がだめぽ??
あと、不具合を参考に何をテストするか考えよう問題は
テスト観点というこれまた物議を醸す語句を使ってるのが気になりました。
ただし意味は問題用紙に書いてありましたね。
エントリーレベルのシラバスには…(ツッコミ待ってます)

感想

私はレベル1を受けたときに感動してたのかもしれません(????)
レベル1を受けたときの衝撃と戸惑いを求めてレベル2にいったら
「あれ?なんかコレジャナイ」という気持ちが…
富士急ハイランドでええじゃないかに乗ろうとしたらビッグサンダー・マウンテンだったみたいなそんな印象。
時間足りない度も胃袋吐きそう度もレベル1の方が強く、ただただ平穏でした。凪。

というイミフな感想はさておき
この試験が「テスト実行の取りまとめやテストケースの理解を問う」という内容と仮定して
簡単、難しい二軸でいけば…どちらかというと簡単、簡単というか捻りが少なかったように見えます。
問題1は正直、趣旨から外れているように見えました。完全に暗記問題です。
一番レベル2に沿っていたのは問題3だと思います。
他は状況読解の意図の方が強く見えて、調整要素が弱いように見えました。
状況を読解することが調整なのでしょうか?自分でもよく分からなくなってきました。
うーん?私はレベル2に何を期待してたんだろう?…夢を抱きすぎていたのか…

総括は
普通に「なぜならば」を言葉にできれば、なんとかなる、ですかね?
あんまり思いつきません。
今回の内容でいうならJSTQBも勉強しておいたほうがいいんじゃ?とかになります。
シラバスに探索的テストのことも載っているといいですよね。たぶん。

勉強方法・勉強期間・勉強時間

勉強方法

書こうかと思いましたがレベル1の時と変わらず、過去問解いてシラバス読んだだけでした。
テキストの問題は今回やってません。
レベル2は学習用スライドがあったのでそれを何度も読みました。
試験は置いといて勉強して良かった点は
シラバスの内容が具体的なので同じような作業をするときの手順参考になりうると認識できた点です。
もし次があるとしたらの反省点もちょっと思いつかないです。すみません(えー

勉強期間・時間

・勉強期間:5/3~5/29(3週間)※5月6日~9日はなんもしてない
・勉強時間
過去問:12.25h
シラバス:9.8h
合計22.05h

おまけ:問題予想は当たったのか

予想記事を書いていたので見比べてみます。

■テスト実行報告書(こんなタイトルでしたっけ)の作成

出ませんでした

■不具合報告の優先度を変える理由を記述せよ

出なかったけれど不具合の優先度自体を考える問題は出ました

■不具合報告書をみておかしい点を書いてね(1問くらい)

出ませんでした

■テストスケジュールを調整せよ

調整せよじゃなくて組んでね、が出た