私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

IVEC レベル1 受験(2020秋)

IVEC レベル1受けてきました。
こんなに心が痛む試験は初めてだったかもしれない。
力及ばなかった感と不勉強だった感がすごくて思い出すのも辛いですが
自虐と記録は別物なのでとりあえず残す予定だった記録を残します。

 

場所

私は東京会場で受験。
東京の会場は「情報オアシス神田(第2滝ビル)」というところで
神田駅から歩いて5分くらいのところにあります。
道幅2メーター無いくらいの路地にあるので、JSTQBの会場みたいなところを想定していくと1500%迷います(迷いました)
ファミリーマート神田多町店」が角にある路地を曲がると行けました。

試験の流れ

入室~試験開始まで

試験開始30分前から会場に入出可能でした。
今回はコロナ対策の中実施なので検温がありました。
お手洗いが少なかったのが印象的でした(どうでもいい情報)
席につくとノートPC(15インチくらい?)と試験についての説明用紙と謎の封筒が。
PCにはUSBが差さっており、中身は「試験説明・参照ファイル」と「試験本体」の2つが圧縮ファイル(パス付)で入っています。
拡張子が表示されていないのがちょっと気になりましたがこんなことは気にしてはいけません。
試験についての説明用紙は開始前に一読しておきます。
この説明用紙に受験番号を書くところがありました…そうです!ここで鉛筆を使うんでした!(今回のレポートの要点1)
ちなみにこの紙にOpenOfficeのセル内改行の方法も書いてあります。なので滅茶苦茶ぐぐらなくても大丈夫です。(今回のレポートの要点2)
試験開始20分前くらい?になると試験官の方が事前説明を読み上げてくれます。
それと同時に「試験説明・参照ファイル」のパスワードを教えてくれます。
この時点で試験開始まで10分ちょっとあるので開始までにこのファイルの中身を確認します。
 試験開始ギリギリに来るとこの確認ができなくて辛いので時間に余裕をもって行った方がよさそうです。
中身は「試験についての説明(ファイルどうやって提出とか、問題の概要とか)と、試験で使うテスト対象の仕様書、質問やテストケースや不具合のドキュメント」
…試験についての説明と仕様書以外は、IVECの過去問サイトで確認できるものでした。
試験についての説明に問題の一覧と、時間配分の目安が書いてあります。
開始時間になると「試験本体」の圧縮ファイルのパスワードを試験管の方が教えてくれます。ここから試験開始。
(終わった時に気づいたのですがPC本体の時計は若干ずれてました。時間は部屋の掛け時計を参照しましょう)

試験中

フォルダ名を説明に従って自分の受験番号に変更してスタート。
ひたすら問題を解く。問題文と解答記入ファイルは分かれている。
解答はExcel形式のOpenOffice表計算ファイル(日本語崩壊)に記入していく。鉛筆は使わない。
また、問題は記述形式と普通にテストするときに書くような形式です。
「選択肢を選んでぽちっと」などという感じではなかったです。
説明用紙に後述の時間が記載してありますが、あくまで目安であり
試験中はどれから始めてもよいし自分のペースで進めてもよさそうではありました。

問題と時間配分

時間配分というのは試験についての説明に書いてある目安時間です。
うろ覚えなのであまりあてになりません。

1.テスト実行者としてXXXについて大事なことをこたえよう系のテスト:20分
2.テストケース実行:60分
3.不具合報告:25分
4.ベリファイテスト:20分
5.質問表作成:25分
6.回帰テストでしたっけ?????:25分
※6全然違いました。ある情報を得てテスト優先度を選択して実行する何かでした。
IVEC Level1 受験してきました|ごまずん|note
↑うろ覚え箇所を思い出すのに参照させていただきました。むしろこちらの体験談のほうがタメになるまである

この時間配分は結構重要で、確かにどれから始めても自分のペースで進めてもよいのですが
1つに時間をかけすぎると他のことができなくなることがあるので
残り時間を見ながら進めた方がいいです。

どんな問題が

①それがお前のテスト実行者としての心構えか!系の記述問題
上記の2~6はほとんど実務ですが、1とそれぞれの設問で少しづつ記述問題が出ました。
(すごく大量の文を書くわけではなく、大事なことは何?系。小学校のころの国語のテストをイメージすると近いかもです)
なので「実務でやってることだからノー勉強でいけるんじゃね!」で行くと
よほどしっかりしたテスターさんじゃない限りこの記述問題で爆死すると思います(私のことです)。
シラバスにさっと目を通しておく位はしておいた方がよいです。テキストもあればなお良し。

②テストケース実行
これは…最初に細かいことを気にしすぎるとジリ貧になりました。
実務だと細かいところ気にする具合を調整しながらできますが、試験の場合はそうはいきません。
そして時間の延長などは無いので、普段「おっ細かいところ見てくれてるね」のようなところにはまると…時間が足りなくなります。
正解がどうなのかはわかりませんが、私が次に挑戦することがあるのならば、テストケースドンピシャのNG以外の気になった点は
まず走り書きで横においておいて、目安時間の前に一通りのテストケース実行を終わらせることに注力すると思います。
(この方法が試験の目的に適っているかはとても不明です)

あと私がアホなのですが最初実行するところを3ケースくらい間違えました。
実行するところは1シートのうちX行目~Y行目など、テストケースが限られていたりするので
問題文はよく読んだ方がいいです。

画面が狭くて見づらいのでセル固定駆使して項目をみえるようにした方がよかったですね。。

③不具合票とか質問とかベリファイテストとかその他他
これも考えすぎると沼にはまった気もします。
私は普段情報を書きすぎてしまうのですがもろにそれが悪い方向に出ました。
この時間だと発生方法を特定できて簡潔に書くことができたらひとまず終了で、それ以上書くことを広げすぎると…落とし穴が待っています。
全体的に時間が考える余裕を奪っていく辛い試験でした。
でも、実務だってこんな場面はありますよね。。とほほ

試験終了時

時間が来ると試験終了です。
試験時間は3時間くらいです。
試験結果を記入したファイルが入っているUSBを封筒に入れて、封筒に自分の名前が書いてあるシール(が用意されている)のを貼って
受験票、受験番号を書いた説明用紙と共に提出して終了です。

OpenOfficeの改行について

安心してください。操作方法は説明用紙に書いてあります。
ただし操作方法が分かることと操作方法に慣れることは別です。
手がAlt+Enterに慣れているとジワジワ辛かったです。

持ち物の鉛筆は何に使うのかについて

説明用紙に受験番号を記入するのに使用します。
試験中は使用しません。
 

その他気になった特筆事項

ノートPC画面が結構狭いです。
問題文開いて仕様書開いて参照する問題文開いてアプリ開いて…だともう画面がいっぱいでした。
Win+左右キーで画面左に問題かアプリ、画面右にテストケース表示ででやっていましたが
テストケースが左右に長いのでとても見づらかったです(泣)
どうでもいい情報:OpenOfficeは「Ctrl+「+」」で日付入力するショートカットキーが使えなかった
どうでもいい上に不確定な情報:OpenOfficeは編集内容を変えずにホーム(左上)にカーソル戻して保存してもカーソル位置が保存されなかった、というか上書きされなかったように思えます。(この試験においてこの操作をやる必要は全くありません)
 

感想

不勉強が祟ったなあ、というのと、どこまで細かいところを気にすればよかったんだろう?の2つです。

冷静に試験を受ければ時間は足りるのかもしれませんが
「これは仕様書に書いていないから正解わからない…」や「この仕様ちょっと不親切なんじゃ…」などの
いわゆる「行間を超越して読みすぎ」をやると本当に時間が足りませんでした。
そして私は愚かなのでそれを全部やりました。試験中に備考欄にものすごい長文を書いた自分をひっぱたいて
「目を覚ませ!今注力するところはそこじゃない!先に進め!」と言いたいです。

不勉強が祟ったなあと思うのは問題1の「そなたはテスト実行者としての心構えができているか?」系の問題。
これ、選択式の問題を雰囲気で選んできて、かつ勉強していない、言語化できないとかだと
本当にダメでした。自分のダメなところ(ぼんやりと理解しているだけで言語化できていない)を
凄く突き付けられた気がして、1問目から辛かったです。逆に言うとこれが一番タメになったかもしれません。

不具合報告や質問は思ったより思う所が無かったです。が
「これ回避策書いた方がいいのだろうか…」とか「質問するならしっかり根拠書かないと何聞いてるのかわからないかも…」という
考えすぎ沼に若干はまった気もします。

総括すると
「細かくみる・考える」のと「時間配分」のバランスが難しい試験でした。
あと次はテキスト真面目に読み込みます。今回は(辛くて仕方ないですが)いい薬になりました。

勉強方法・勉強期間・勉強時間

勉強方法

①過去問
・IVECのサイトにある過去問(テストケース・不具合報告など)を実施(テスト対象触りながら)
 ※ドキュメント読み込み含む
・IVECのサイトにある過去問の仕様書を参照しながらテスト対象を操作して不具合報告・質問記載
良かった点:試験前の説明の内容が少しだけ頭に入りやすかった
悪かった点:試験が始まったら頭に入っていた内容が飛んだ

シラバス・テキスト読み込み
シラバス読み込み(3~4周くらい?)読んだだけで学習ノートつけたりまとめたりはしていない
・IVEC知識試験テキスト読み込み(2周くらい)
・IVEC知識試験テキスト エントリーレベル問題通し(1周)
良かった点:テスト実行者の心得を言語化できていないところを参照することができた
悪かった点:試験が始まったら頭に入っていた内容が飛んだ

次やるとしたら?②をもう少しがんばる

勉強期間・時間

・勉強期間:11/15~11/28(うち19~23は手つかず)合計8日間くらい?
・勉強時間
過去問:7h
シラバス:2h
テキスト:3h
合計12h