私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

IVEC レベル4 受験(2022春)

IVECレベル4受けてきました。

場所

前回、前々回、前前々回(RADWINPSみ)と同じく情報オアシス神田で受けました。
今回はそもそも駅の出口の方向を間違えました。
入口で検温があって、検温はおでこ派でした。
席の間隔は前と同様(やや狭め)で、今日がとても暑かったので冷房が若干効き過ぎていたかもしれません。

入室~試験開始まで

レベル3とほぼ同様です。
検温して中へ入り、試験開始20分前におもむろに事前説明が始まる。
事前説明のファイルのパスワードが教えてもらえるので解凍して読みながら試験開始を待ちます。
事前説明のファイルが問題についての説明が1枚だけで、レベル1,2のように参照ドキュメントが沢山あったりするわけではないのもレベル3と同様でした。
試験時間になると試験問題のファイルのパスワードが教えてもらえるので解凍して開始します。
解答用紙のフォルダ名を自分の受験番号に変えて開始。

問題と時間配分

試験についての説明に目安時間が書いてありました。
項目も順番もうろ覚え、かつ意訳なので真に受けないようにご注意ください。

  1. (IVECの)テスト設計に関する基礎知識 25分?30分?
  2. 品質分析と何か、、、 30分 
  3. テストケースをどげんかしないと不具合が分析ぐあー 30分?35分?
  4. ツールドIVEC 30分
  5. テスト技法 35分
  6. (IVEC流)セキュリティテスト設計 30分?35分?

どんな問題が出たか

①(IVECの)テスト設計に関する基礎知識
レベル3と同じくシラバスから満遍なく出ました。
対策も全く同様でIVECのテキストを読み込んでいればよさそうです。

②品質分析と何か、、、
これは、データ分析でした。(テスト件数とか不具合件数を見て答える何か)
間違えてない自信はないですが分かりやすい問題ではあったかもです。
なんとなく「工数・成果マトリクス」あたりを知ってると良さげな気がしました。
追加テストの観点はちょっと意図を汲めている自信がないです。

③テストケースをどげんかしないと不具合が分析ぐあー
レベル3で同じような問題を見たかもです。
「不具合の原因がテストケース考慮漏れにあるのはどれか?」を考えっていったり
どんな感じで不具合分類すると良いかを考える何かでした。
不具合の分類を考えるときに悩んだかもしれません。
理由を考えるときに問いと理由が同じになっていたり。あと実例を書くのが何気に難しかったです。

④ツールドIVEC
レベル3で同じような問題をみたかもです。
ツールの導入時や自動化時のあれこれです。
自動化導入時のあれこれはちょうどJaSST東北で聞いた箇所ドンピシャだったので「やったー」と思いました。

⑤テスト技法
おそらくこの問題がIVECレベル4のメイン問題です。
レベル3と違い解答欄が真っ白。技法は何を使うか、その技法の表や図を一から考えて書く感じです。真っ白な解答欄に解答を書くのが爽快でした。
(レベル3の技法問題はある程度フォーマットが決まっているので何の技法使うかな?とかは考えない)
JSTQBだと選択問題でIVECレベル3は(私が受けた時は)穴埋めだったので、多分ガチで技法使って表や図書いて解いてねというのはこのIVECレベル4だけなのではないでしょうか。
この問題に挑戦する高揚感を味わうためにIVECレベル4に挑んだといっても過言ではないかもしれません(言い過ぎ)
そしてOpenOfficeの操作に慣れていないと辛かったです。表書きくらいは最低限慣れた方がいいかも。
あとセルの保護トラップが何気に辛かったです。

⑥(IVEC流)セキュリティテスト設計
ここまででレベル3で見た内容が結構あったのでこれもそうかな?と思いましたが若干違いました。
セキュリティが題材なのでちょっと言葉が難しいかなーと思いました。私がちゃんと理解していた自信無しです。
ただ、セキュリティのテスト設計というより、セキュリティをお題にしてテスト設計するときのコツ?みたいのを問うているように見えました。

難易度(?

テスト技法を自分で選んで解く以外はIVECレベル3と同様なので下記記事を参照してください。
IVEC レベル3 受験(2021秋) - 私は迷いの中にいる
テスト技法は、シラバスに登場する技法(直交表とかデシジョンテーブル、オールペア法)は特徴、使い方含め覚えた方がよいです。
(原因結果グラフは出ませんでした。ですが私は勉強してよかったと思っています)
技法で悩まなければ時間は足りるかもしれません。私は悩んだので時間は余りませんでした。

感想など

終わった直後「あー、楽しかったなあああ」と思いました。
楽しかった原因は問題5のテスト技法です。
ここで状況分析して、技法を選んで、その技法を説明する図か表を書いて…というプロセスが本当に楽しかったです。
(正解が図かは分かりませんが、セルに保護が掛かっていて操作に悩むと思うので、そのときは試験監督官の人々に聞いた方がいいです)
久々に「解いたなー」という気分と、時間ギリギリでなんとかしたる!という気分を味わいました。
選択肢じゃなしに自分でイチから選んでみる楽しさはお勧めです。

レベル3と4通してみて、出題範囲が分かれていたか?というと結構曖昧でした。
レベル3との雰囲気の重複(???)が結構あるので、自信ある人はレベル2からすっとばして4でいいのだと思います。

そしてテスト設計について問うていたかというと、技法を選んで使用するところは確かにそうなのかもしれません。
ですが、機能から要素を抽出して構造化する…のようなガチの設計問題は出ませんでした。
良くも悪くも実務的な泥臭いところの分析問題になっていた気がします(状況に応じて聞き取ること考えたりとか、観点考えたりとか)
今回の出来がどうだったかもまた、IVECレベル3を受けた時と同じです(半々くらいかな程度。解答は全部埋めた)
今回は(今回も)テンションかなり低い状態で受験したものの、終わった直後の楽しさは受けて良かったなと思いました。

問題予想の答え合わせ

今回あまり予想していませんが
デシジョンテーブルのヒントがないまるまる自分で書く版が出る
デシジョンテーブルが解答かは謎だが技法を自分で選んで何とかする問題が出た

・機能樹形図書いてが出る
→出なかった

勉強方法・勉強期間・勉強時間

勉強方法

レベル3と同様なのでレベル3の記事を参照
この記事に書いたことをまんま実施したともいえる
リンク飛ぶのめんどいとき用、一言で実施した内容↓
①過去問
シラバス・テキスト読み込み
③技法勉強
技法勉強で原因結果グラフに対する理解ミスを認識できたのが良かった。(秋山さんに感謝ToT)

勉強期間・時間

・勉強期間:5/11~5/28(土日手つかず)2週間半
・勉強時間
 過去問:6h37min
 シラバス(テキスト含):12h7min(1h27min + 10h40min)
 技法お勉強(技法ドリル+技法練習帳):4h30min(3h50min + 40min)
 合計23h14min