IVECレベル5受けてきました。
場所
前回、前々回、前前々回、前前前々回と同じく情報オアシス神田で受けました。
やはり改札を出る方向を間違えました。ですが今回はそこまで迷いませんでした。
入口で検温があって、検温は手首派でした。
席の間隔が狭いのもいつも通りですが、今回は暑くも寒くもなかったです。
いつの間にかエアコンにシーリングファンがついていました。換気に気を使われているのかもしれません。
入室~試験開始まで
レベル3、4とほぼ同様です。
検温して中へ入り、試験開始20分前に試験についての事前説明開始。
事前説明のファイルのパスワードが教えてもらえるので解凍して読みながら試験開始を待ちます。
下記は各レベルと共通です。
・試験についてのの事前説明(問題の概要):PCにファイルで入っている。
・試験の注意事項(机の上において良いもの、途中退室についてなど)は紙で机に置いてある
事前説明のファイルは問題についての説明が1枚のみ(レベル3、4と同様)参照ドキュメントはありませんでした。
試験時間になると試験問題のファイルのパスワードが教えてもらえるので解凍して開始します。
解答用紙のフォルダ名を自分の受験番号に変えて開始。
問題と時間配分
試験についての説明に目安時間が書いてあります。
今までで一番さっぱりした説明でした。
(ただし正式な名前を忘れたので参考程度で)
- 知識問題(シラバスの内容を問う問題):小設問5個 60分
- 実務問題(仮想プロジェクトをみて答える問題 ):小設問3個 180分
どんな問題が出たか
①知識問題(シラバスの内容を問う問題)
ハイレベルのシラバスの内容そのものです。それ以上でも以下でもありません。
レベル1~4より、更に「シラバスの内容そのもの」感がありました。
分かる・分からないの2択にしかならないため、10分くらいで解き終わりました。
問題の文章も短いです(「そのもの」の行間を読んでいただければと思います)
②実務問題(仮想プロジェクトをみて答える問題 )
これは①とは打って変わってプロジェクトのケーススタディのような問題でした。
想定する立場は「テストリーダー」でした。
ただ、出題が立場に関係あったかというとそうでもなかった気がします。
(どちらかというと一般論だったような?)
問題文が長いので状況を読み込むのに時間が掛かりました(30分くらい)
昔の自分なら問題文から読んで必要な情報を後で読むようにしていましたが、
今回は普段の業務のように状況を飲み込むところから始めました。
問題内容をふわーっとした感じで言うと
・何を重視するか
・どんなテストをするか
・原因分析と再発防止
こんなところでした。全部記述問題です。選択は無し。
テストタイプの特徴をすこーしだけ知っておいた方が良いかもしれません。
(もともとハイレベル自体がミドルレベルやエントリーレベルを含んでいる)
状況に応じてどういうテストタイプを使うか?のような感じです。
あとは、近年ありがちなソフトウェア技術(クラウドとか複数システムの連携とかそういう)を全く知らないと
ちょっとだけ問題を読むのが辛かったかもしれません。
難易度、、
難易度…🤔🤔🤔🤔🤔
どちらも全く別の意味で難易度測定不能です。
問題①は、、シラバスを読んでいれば解けます。
問題②は、経験から導くような問題と感じました。
シラバスの内容を思い出して緻密に解くかというと、まあシラバスも知識あればいいかな位だったと思います。
上記の様に記述すると、なるほどシラバスの知識と実務の経験を問うということにはなっています。
難しさって考えたり分析したりすること多くて考えることに脳を凄く使うことかと思いますが
脳を使った度で行けば多分私はレベル1>5です。(個人の感想です)
ここまで書いておいて出来がどうだったかというとそこまで出来ませんでした。
シラバスを覚えてないとどうにもならなかったです。知識問題は半々くらいかな。
実務問題は一応全部埋めたものの、私の読解力の限界があれば間違えてるかもです。
感想
感想が無になりそうです←これが感想です。
私は🐔ですのでかなりオブラードに包んだ書き方をしていますが問題①は行間すらありません。
今書いてて気づきましたが、レベル5は行間不足だったのではないかと思います。
だから行間を読むよう訓練されてきた私のようなIVEC戦士には行間が無さすぎて虚無が到来するのかもしれません。
何を書いているか分からなくなってきました。
何を書いても「何も思っていない自分を何かに申し訳ないと思って無理やり何かを書いている」になりそうなので
今回は虚無で締めます。次に受ける事があればもう少し何かを思えるようになれば。
問題予想の答え合わせ
予想というより総評を写しただけだったような
・シラバスの穴埋め(要求とかアーキテクチャとか)
→出ました
・テストマネージャの問題にあったようなあなたはこのプロジェクトのなんやかんや~みたいな想定問題
→出ました(立場はテストマネージャではなくテストリーダー)
勉強方法・勉強期間・勉強時間
今回はほぼ勉強しませんでした。
勉強方法
①過去問
眺めただけ(1回くらいは解いたかも)
反復はしていない。問題形式を把握するのには有効かもしれません。
②シラバス読み込み
シラバスをワードにコピペして印刷し、項目の羅列を箇条書きや表などにして体裁を整え、
自分が分からない語句の意味を殴り書きしていく、ということを実施しました(1日だけ)
分からない語句だらけだったのでそれを調べるために③を参照しました。
そのシラバスを反復して10回くらい読みました。
③IT検証技術者認定試験ハイレベルシラバス解説 - 半田技術研究所 - BOOTH
ハイレベルシラバスの用語が分からないことだらけだったので(本当は逐一調べなければいけなかった)
1日だけで頑張るにあたりこの本は本当に助けになりました。
要求や目的、目標がゲシュタルト崩壊する中、意味を羅列したり調べられたりするといくらか読みやすくなったので。。
良心的な価格で提供していただいてありがたいです。
勉強期間・時間
・勉強期間:3日(9月・10月に1日、試験前日に1日)
・勉強時間
過去問:計上するほどなし
シラバス:13h(9月、10月に1h30minずつ、試験前日に10h)
合計13h
■エンドロール
現在受けられるレベルの最後まで一通り受けたので、とりあえず一区切りとして自分なりにIVEC反省会を開催します。
ここからは無礼講無礼講。反省会の肴に今までの試験のデータをまとめます。
レベル | 受験時期 | 検温 | 勉強時間 | 感想 | 嵌っていたコンテンツ | よく聴いていた曲 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2020秋 | 不明(検温自体はあり) | 8日間(12h) | 心が辛い | 鬼滅の刃、TENET | あんまり覚えてない |
2 | 2021春 | 両方(?) | 2週間(22.5h) | モヤモヤ | 呪術廻戦 | たぶん廻廻奇譚 |
3 | 2021秋 | 手首 | 2週間強(35.44h) | 時間が余った | さらざんまい | シルエット、ユリイカ |
4 | 2022春 | おでこ | 2週間半(23.25h) | 楽しかったー! | 全然記憶にない。ワンダビジョンとか? | A-O-K |
5 | 2022秋 | 手首 | 3日(13h) | 虚無 | メイドインアビス | Tozo Hanoline |
もはや何のデータか不明ですが、ここから読み取れることは
・検温は色々な測り方があった
・勉強は長くても2週間しかしていない
くらいですね。
IVECはどのレベルも知識問題少しと実務で構成されているので、そこまで勉強時間を長くとって知識を詰め込む感じではないなと思っています。
全体の感想は、受けるたびにテンション下がったり楽しかったり不思議な試験でした、、、ですかね。
いや、こんな月並みな事を書くためにこの欄を書いたのではなく、
もしかしたらIVECに向かい合うのは今回が最後になってしまうなら(うれしいけど)
私はこの試験で何を不満に思っていたかを書き残しておかないといけないと思って書いたのでした。
不満というのは向き合うときにしか見えないから‥
この試験には、合格したとして、それで何かを証明できるという点と、それほど何かを証明できない点があります。
合格して証明できない事とは何だったのでしょう。
私はIVECレベル4まで合格しましたがテストアーキテクチャは全く作れませんでした。
ということはテスト設計が出来たりとかすることが証明できないのか!なるほど…
まあこれがいい例で、実務能力があまり伴わなくても、問題の状況の分析と
解答を文に書き切れればなんとかなっちゃうのが嫌だったんでしょうね。
今年はそれを身をもって痛感する年でした。
では合格して証明できる事とは何か。
多分それは私の暗黙の中に溶けてしまっていて拾い出せなくなってしまっている。
と思ったのですが、多分上記で書いている「問題の状況の分析と解答‥」が何かを出来ることに繋がるのかもしれません。いや全然書けてないなこれ
総じていうと、この試験に受かったとして何が証明できるか自分が明文化できないところが嫌だったのかもです。
これが明文化できないから、この試験がいまいちだと思うことが言語化できず、受ける理由も言語化できない。
うーん。
私は考え抜いたことを証明したかったのでしょうか?だから暗記問題が嫌だった?
JSTQBとの違いとは?
IVECのなにがいまいちかを言語化する事もまた能力だと思うのです。
暗記問題だから、文章を読解できれば実務知識なくてもいけるから、そうではなくて
何を「こうあるべき」と思っているからIVECのなにが「こうあるべき」に当てはまらないか。
それが例え滅茶苦茶でも雰囲気とかじゃなくて言葉にできないからいつも嫌だった。
IVECの試験の内容は自分が実施したことがある内容が多かったです。
だから、IVECに対していまいちと思うことがあるならば多分自分が今まで実施してきた業務の中にもそれがあるはず‥
~※~※~※~※~※~
宴もたけなわなのでそろそろ終わりに。
これ以上書いても暗記が嫌を3回くらい繰り返しで書く予感しかしない。
なんとなく、テストでそこまでキラキラしてなくておもろないけどそういうところもあるよね、、
でもあんまおもろないねー(見て見ぬふり―)みたいな部分をこの試験に感じる。
つまりIVECはテストの暗黒部分なのではないか?!なんて。
適当に書きすぎた。私はこの試験が大好きでした。おしまい。