私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

「410 Gone」を読んだ感想(まだ途中 その2)

技術書典8 応援祭で買ったテスターさんエッセイをまだ読んでいます。
前回の感想は↓
https://tunamagro58795.hateblo.jp/entry/2020/03/07/231936

■私がテストをするときに考えていること(カルバートさん)
テスト分析~テスト実行のプロセスが丁寧に書かれています。
JSTQBの勉強中に読むと頭に入りやすいでしょうし、普段の業務からも頷けるところがいくつもあります。
言葉選びが大切は間違いないですね。コミュニケーションも。
この辺、ざくっと言ってしまいがちで実際に反映するのは大変な日々もあるのですが
心の片隅に「気になったら言葉の認識あわせなきゃな」と置いておくだけでもずいぶん違うものと思います。
機能・非機能・正常系・異常系を意識して明示していく。テスト屋さんは言葉が命ですね。
 
いつの日か、欠陥にしろ期待結果にしろ、言葉より
もっと情報を判断しやすい形に表示する技術が普及すればいいなあとたまに考えます。
頭の中のイメージをぱっと出せるようになれば、認識違いを埋めるのもきっと楽になるだろうなあと
ニュータイプ的な・・SF発想ですが)
まあそんな銀の弾丸はないので日々言葉を尽くすんですね。

■自律的に思考するクリエイティブなテストエンジニアになろう!(ゆるぱしさん)
色々なケースを「コマンド&コントロールド(受動的)」「セルフオーガナイズド(自律的)」
どちらで考えるかの話
…というより、自分の考え方が「今はどの位置か」を認識してどうやって自律的に動ける方向へ向かうかな…
の話かもしれません。
この内容は、文章で読むのも良いですがワークでわちゃわちゃやった方が良いかもなあ、と思えました。
私がオペレータ的な仕事をしていたり、
受動的な部分があったりするからかもなのですが
口頭ではなく文で語ることで、より「コマンド&コントロールドは良くない」感が
強調されているように見えるのです。
多分、「良くない」というニュアンスじゃなくて「そのままだと退屈じゃない?変わったほうが楽しいよ!」な
ニュアンスなんだろうなあとwacateのときのご本人のワークを想像して思います。(ちがうかも)
それをもって「文章で読むのも良いですがワークのほうが良いかもな」という感想です。
 
という場(背景)の違いによる視点はさておき、
普段のお仕事の不満の原因が「自分で決めていないこと」に起因しているのならば
確かに自律的であった方が良いと思います。
JSTQBのALTMの7章に、自分で自由に決められることがあるとモチベーションがあがる、と
書いてあった気がするのですが書いていなかった。(継続学習の機会がモチベーションをあげる、だった)
あとは確かに、これからの技術の激動の変化(?)の時代を迎えるのならば、定型でこなせることばかりでは
なくなるでしょうし、みんな自律的に動けた方がいいっちゃいいですよね。
私は、どちらかというと、コマンド&コントロールドな人も仕事面で尊敬するところがあるので、その激動の変化と
コマンド&コントロールドの間に立てたらいいかもなあ、と思います。
なんとなく、コマンド&コントロールドな人が最大の威力を発揮できる何かを考えて
最大な威力を発揮してくれるのが私は楽しいのです。
 
これを書いていて、私自身はコマンド&コントロールドは必ずしも変えなければいけないものではなく
個性じゃないか?と思っているのに気づきました。(そもそもこの章の冒頭に書いてありますが・・!)

最後まで書ききれるかはわかりませんが(1周は読み終わっているのですが感想の言語化ができない)
続きを書くのはまた今度にします。