この記事は「大丈夫です。一人でアドベントカレンダーを書く精神はもっと深いところから来ました」5日目の記事です。
私は普段チェッカーをしていて、でたまにテストを作る・・というようなお仕事をしています。
そのような背景の特性上、ユーザの使用法に基づいたテストの仕方より、構造上でバグがでそうな所を探しに行きがちなところがあります。
テスコンに参加し、総評と懇親会を聞いて自分がその特性が相当強く、「使ってて困るよね」視点がかなり弱いことに気づけました。
私はバグが出たとしても、それがユーザにどのような不利益をもたらすかの想定が甘いです。
では何故そうなるのか?の原因を自分の思考の仕方から探っていこうと思います。
①テスト実行のときの思考の癖が出ている
テストを作るときに、テスト実行の思考である「この脇道に逸れた操作をするとどうなるのだろう?」というところをベースに思考を広げがちなところがあります。
例えば組み合わせを作るにしても、「この組み合わせはよくありがちだな」を作るよりは意外性を追い求めてしまうような傾向が強い。
テスト実行者としての成功体験で「その発想はなかった」というものがあります。(だいたいテストは作っている人の想定外をあたりにいくことが多いので…)
その成功体験に思考も影響されているのではないか、と思うのです。
⓶プロダクトの企画段階から参加しないことがが多いのでユーザの思考に没入できていない
普段のお仕事で自分が関わりだすのは大体プロダクトのコンセプトが決まって開発がコードを書き始めるくらいのときです(ほんとかな)
平たく言うと途中から入ることが多いので、途中からプロダクトの背景などを頭に叩き込んで何がだめでなにが良いかを考えながらテストしたりテストを作ったりします。
そのような感じなので、ユーザ視点?の考え方が少し付け焼刃なのかな、と思います。
ユーザの使い方を機能適合性くらいでしか考えられていないのかもしれません。
今回のテスコンのお題は自分の仕事で使いうる内容だったにも関わらず使い方の想定が甘かったので結構うへあーとなりました。
なんというか、ユーザのことを考える前に悪い意味で1枚膜ができている気がします。
確認する視点が作っている側に向いていて、作っている側をさらに飛び越した考え方ができていないというか。
かなり脱線しました。
要点:
思考の枠をとっぱらって使う人がプロダクトに何を求めているのかを考えられるようになりたい人生でした