私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

テスコン要求分析チュートリアルを聴いた

テスト要求分析チュートリアル(オンライン)を聴いていました。
やがて録画がアップされることもありますので内容の言及はさておき
今の率直な感想を。

■全般-テストする理由を常に考えていこう
テストコンテストのチュートリアルにおいては、テストを作るときも
ソフトウェアを作るときと同じような感じで要求分析からアーキテクチャ設計、、というように
細かい段階を踏んで設計していこうね(テスト設計→実行!みたいな荒い感じでは駄目だよ)ということを言っていて

なんでテストに対してソフトウェアと同じレベルの設計が必要かというと
構造をきちんと考えることでテストの不完全さ(漏れ・抜けを防ぐ)を少なくする・・
というか良いテスト(=より品質をあげることに貢献できる)を作るためだよ
みたいなことを言っていると思います。
まったく言っていることを理解できている自信がありませんが。

今回聴講した「テスト要求分析チュートリアル」は、テストを作る段階の一番最初のところの
「ベースを色んな視点で観察して構造化されたテスト観点を作ろう」
というところの話です。これも自信がない。

ソフトウェアを作っている人の方がしっくりくるのかもしれません。。。
なんとなく、設計図の元~設計図、あたりを作っているイメージかなと思っています。

目的を考えてテストを作ろうって一言でいうと「せやね」ですが
実際のところをやってみるとそこには深淵があります。
いったいどこまでの目的を果たすか、、、これはやらなくていいのか・・・
どこを目指すのか…私たちは一体どこへ向かっているのか。。etc
その深淵を深淵のままでほっとかずに、自分にも皆にもわかるようにしていくというのが大事。

それを今回は集める→分ける→整理する、で考えていく、という感じです。
(文で言えば簡単だけどな。。の典型例)

■色々なステークホルダの立場で考えよう
まずは観点集めとして、ステークホルダ(利害関係者)にどんな人がいるかを考え
ユーザやら、開発の方やら、プロジェクトマスターやら、テストしている人もそうです
色々な視点をもって観点を考えて、テストを「なぜ」するかや「どこまで」やるか
の理由を考える。

大切なのは「説明できること」「合意できること」
なんでテストするか解らないことを、つくらないこと・・

集め先は1か所だけにしない!多面的に考えられるようにする

<感想>
テストを作るときにユーザ視点はよく考えるのですが、自分たちが
利害関係者だよ、は多分結構忘れがちになっています。

私は第三者検証なテスターなので、開発の人々や一緒に仕事をしているプロジェクトの人々は
ステークホルダとして「どうしたいかなあ」を常に考えるのですが
テスターにとってどうしたらいいか、の視点をついおろそかにしがちです。

ただ、そこをおろそかにすることは、テスト容易性が低くなる
→テストがやりづらくなる→テストによって齎されるべき品質への恩恵が脅かされる
と考えれば、テストのしやすさも開発のしやすさ(メンテナンスしやすさ?)と同じく
大事にしなければならないのですよね。
そして、それをちゃんと後に説明できるように残さなければいけない。

何故そうしなければいけないか→「何故」を考えられてこそ、カテゴライズすることができて
構造化の助けになり、人に分かりやすいテストが作れるから?!
↑段々錯乱している感は否めない

一言で:多面的にみる上において、自分たち(テストする人々)を犠牲にしない
※ほんとはもっといろんなことを言っていますがとりあえず印象に残ったところのみの感想で。。

■分け方、整理の仕方
<感想>
この「行ったり来たり」感…「図を描こう」感…どこかで…(ざわ テスコン…チュートリアル
分け方の技法を私はまだ何も知らない(最近こればっか言っている)
でも大切なのは、技法にこだわることではなく「皆に見やすく」「自分で説明しやすく」できること
それが「俯瞰」ですよね?(細かすぎると伝わらんのを全体像をみえるようにする、みたいな)

ただし私は俯瞰できるように描くのがへたくそどころの騒ぎじゃないので
ここは技法をおろそかにしないべき(固い決意

■まとまっていないまとめ
テストも上流からしっかり設計しよう

7原則の中の「早期テスト」にちょっと似ていますよね。

後の方でしっかりしていないところが見つかると大変なので最初をしっかり設計しよう
これを絵に描いた餅にしないように日々ささやかでもがんばっていかねば!ねますや