私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

JCSQE中級の受験記録は思い付きで行われるものではなく、おれは個人感想しか残さない(2021秋)

JCSQE中級を受けてきました。
いやー、、なにも言えなくて…秋です。

問題内容への言及は禁止事項なのでありません。
この試験が何か説明も無しです。

場所とか

2021年6月に初級を受験したときとは違いました。
毎回同じわけじゃないらしいです。
というか、TOC有明でした。
JSTQBの試験から来ていなかったので懐しさを覚えるかなと思いましたが別にそうでもありませんでした。
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検温は無く、コロナ大丈夫かなチェック(もっとマシな名前のはずですが失念)の紙を提出して入場しました。

あまり周りを見たわけではないですが100人くらい居た気がします。結構多いなあという印象。
おトイレは広かったです(どうでもいい情報)

問題内容以外の試験の様子について

解答用紙について

マークシート以外に記述の解答用紙がありました。解答用紙 大きいです(???)

問題用紙のページ数は20ページ未満。薄いです。
(内容が薄いわけではない)
問題数は必死すぎて忘れましたが多分選択問題(マークシート)が25問位。
穴埋め(語句を記述で埋める)は10問くらい?失念しました。
説明問題(短い文で解答を書く)は5問くらい。これも失念しました。何故この2つを失念しているかというと必死だったからです。
解説問題(長い文で解答を書く)は2問でした。何故覚えているかというとギリギリまで解いていたからです。

問題を解くペースについて

試験時間は2時間(120分)です。
選択:40分くらい
穴埋め+説明問題:50分くらい
解説:30分
見直し時間ありませんでした。
誰も聞いてない言い訳をすると、選択問題に時間をかけすぎました。

問題難易度について

選択問題難しかったです。
2個くらい明らかに合ってない選択肢を削るのはいけるんですが最後に確定させるのにあれ、、???になる。
でも初級で出た問題と同じような感じで長文ではありませんでした。

穴埋めはもう覚えてるか覚えてないかのガチ2択でした。

説明問題はノーコメント。
文をシンプルに書かないと文字数オーバーするので私は殆どオーバーしました。

解説問題はちょっと楽しかったです。
JSTQB ALTMの試験が楽しかった人は多分楽しいと思います。
ただ時間が足りなかったので手を震わせながら消しゴムのカスにまみれて解答全部埋めました。
字が汚くて多分読めないと思います。

出来はどうだったか

最悪でした。
選択問題だけでも自信をもって解答できた率が5割切ってます。
選択問題の正答率で足切りがあるのならば多分落ちます。
初級と同じような感じの問題でしたが今回は自分が不勉強だったかなと思います。
穴埋めも5割ですね、、分からなかった問題は本当に分からなかったのでとりあえず埋めましたが駄目そう。
あの空欄の解答用紙を前にしたときの「うわーなんもわかんない」感はなかなかキツいものがありました。
説明問題もちょっと、、違う観点を出したように見えて実は同じになってない?が自分は多かったと思います。
解説は問題が楽しかったのでほぼやけくそで解答埋めました。
全体的にあんまりできなかったですね、、

感想

なんですかね、今回はああー自分全然解ってないなーまだまだだーを
筆記で可視化できたのが凄く辛かった反面
普段味わったことのないぐるぐるした気持ちを味わえて、なんとも言えない気分でした。
言葉にする、視点を持つって難しいな
だから何をどうすればどうなるって言葉に出来ないな
もう、、小田和正の『言葉にできない』が
頭のなかでリフレインしていました。
そう、私は、言葉に出来ないのがもどかしかったのです。
私は、赤ちゃんだったのです。(???)

次回また受験するとしたら

確実に受けることになると思うんですが
対策を考えるのは難しいです。
勉強不足感は否めないのでもう少しすくぼっく自体を読み込むのと
あとは、解決手段を頭のなかで形にしないでもやもやーと持っておくのをやめて
言葉にする、しかも冗長でない言葉にする
視点を多面的に持つ、とかですかね…

勉強方法・勉強期間・勉強時間

勉強方法

シラバス語句まとめ
今回の試験で参照SQuBOKのバージョンがVer2からVer3になりました。(変更点は省略)
私は初級を受験したときにシラバスの語句を一通りまとめていましたが、それをVer3のシラバスに合わせて構成し直して
不足分を調べてまとめました。(語句と意味をひたすら表にしてメモしていく感じ)
一周サラっと回るには悪くない方法だと思いますが読み込んでいるかと言われれば疑問です。

②公式サイトのJCSQE中級、初級過去問題
学習方法 | JCSQE ソフトウェア品質技術者資格認定
中級の過去問は説明・記述問題に慣れるために反復して実施しました。
考え方の引き出し・視点を増やすには有用でした。
問題の出方を考えると、この公式過去問のような解説付きの資料に触れるのがいいと思います。
初級問題は問題の出方の傾向を掴むのに有用です。

③JCSQE初級問題集
初級ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)問題と解説 第2版 | 喜道, 渡辺, 弘宜, 鷲崎, 進, 笹部, 敬三, 辰巳, SQiPソフトウェア品質委員会 |本 | 通販 | Amazon
こちらも解説集の意味合いが強いように感じます。
文が読みやすいのが特徴。多少Ver3と構成が異なりますが構成の違いより
他範囲にわたって平文で解説しているのが稀少な本だと思います。
2021/11時点ではVer3未対応。

④ソフトウェア品質保証入門
今回読み終わりました。
SQuBOKの内容というより↓の本からエッセンスを抜いてさらに読みやすくした?ような内容でした。
ソフトウェア品質保証の考え方と実際―オープン化時代に向けての体系的アプローチ (実践ソフトウェア開発工学シリーズ) | 保田 勝通 |本 | 通販 | Amazon
1章のようなそもそもどうして現在のような品質保証の形になったか?など下地を理解しておくのに読んでおいてよかったです。

⑤テス友
何回かやりましたが個人的には活用できませんでした。
解答の後の解説が引用元となるSQuBOKの文そのまま?が記載されているので、その文からどうしてその選択肢になるのか?
というところが飛躍していて読みづらいように思いました。
私が単に読み飛ばしているだけの可能性もあります。

勉強期間・時間

・勉強期間:8/23~11/12(9/9~10/8までさぼり)実質2か月
・勉強時間
1. シラバスまとめ(SQuBOK読み込み):31h 20min
2. 中級・初級公式過去問題:8h 36min
3. JCSQE初級問題集:18h 8min
4. テス友:すき間時間で実施したがそこまででもないので計上せず
5. 品質保証入門を読む:2h 10min
6. SQuBok v3を読む:1h 40min
合計 61h 56min

おまけ

今回もいつも通りテンション激低い状態のまま試験に挑んだんですが
いざ挑んでみるときゅーってなりました。
この気持ちの名前を私はまだ知らない