ページ数:175ページ
読むのにかかった時間:2時間20分
感想:
徹底して具体例オブ具体例が載っている本です。
抽象的な表現が苦手な人にはかなり良いと思います。
自分的に印象に残ったのはテスト時間の見積もりと、テストケースのばらつきを抑えるところです。
テスト見積もりは実際のところ見積もりにも時間をかけられない場合が多いので
テストケースの作業量のばらつきを無視して均一で出してしまいがち(マージンでなんとかしようとしがち)ですが、誤差の少ない見積もりを出すには確かにケースを出すごとに想定の作業の重さを振るべきですね。テストケース組み立て時にそれを意識すれば見積もりに時間もかからないし誤差も少なくなる。
あとはテストの順番を効率を考えて組み立てるなど、基本的なところが具体的であるからこそ、読んでいて自戒するべき内容が多い本でした。
こういったテストの知識を形式知化してくれることに感謝です。