私は迷いの中にいる

毎日眠気しかない謎の深海魚の一言日記

完成度を気にしていたら永久に公開できない!JaSST Online Clover参加してきた

JaSST Online Clover参加してきた

というわけでJaSST Online Cloverに参加してきました。
LT+パネルセッション+OST(Open Space Technology)という構成になっているカンファレンス(?)です。
私はOSTの経験が無かったので資料ガン見していました。(^ω^)よくわからないのでぶっつけでいくしかない

今回のテーマは「アウトプット」でした。
ソフトウェアテストについてアウトプットする人が増えると幸せ、そんな感じの内容です。
全部は覚えてないのですが以下簡単に…

1.ライトニングトークセッション(Zoom)

S1)「私が、noteを書くときに大切にしている "たった1つ"のこと」

秋山さん(@akiyama924)のセッション。本棚すごかった!
今この記事を書きながら秋山さんの公開資料を見ているのですが、LT、2回目だったのですね。。そうは見えなくてびっくりしました。
『習慣化する』これが強いのはすごく頷けました。
私は勉強をしょっちゅうさぼっているのですが、何かのきっかけで継続し始めるときは
例え頭に入らなくても、1日XX分は触ろう、で始めるので…
秋山さんがおっしゃっていた作戦と行動(ブログを書く動機付け?)が秀逸だと思いました。確かに反応があると続けやすいですね。(以下秋山さんの資料より引用)

・みんな続けてる:みんなを応援する
・周知され、”いいね”がある:定期化
・やめるとデメリットがある:自分にとって役に立つ内容

余談ですが秋山さんのnoteの「講演」と「LT」の違い参考になりました。
さながら技術ブログと体験談ブログの違いのようです。
参考:第131回: #jasstonline|Kouichi Akiyama|note

S2)「発信で人生が動き出した&発信と継続の技術」

まつさん(@mty_mno)のセッション。『ちょっとやってみるか駆動』すごかったです。
すごかったのですが、まつさんが伝えたいことは自分がやってきたことより
「なにかをやってみることに躊躇しないこと!そうすれば時は動き出す」なのかなと思いました。
その裏の命題は「発信を阻害するあらゆることに囚われない」
あるときは考えすぎであったり、あるときは面倒と思う心であったり
そういう「何かをやってみる」ことを阻害する要因を跳ね除けていくことかと。
面倒臭い+考えすぎで何日も何もしない自分には結構刺さりました。
テスターちゃん、最初の技書博で買ったのを今も覚えています。
いつも枠外の字は手書きなのかフォントなのか気になっています(???
参考:発信で人生が動き出した&発信と継続の技術 - The Art of Output & How Output Changed My Life - Speaker Deck

S3)「ブログにまつわる因果ループ」

鈴木さん(@kz_suzuki)のセッション。『恥駆動』すごかったです。
というか、秋山さんのおっしゃる「習慣化」と対になるような内容で面白かったです。
情報発信を、サボり癖を抑制する仕掛けにする。
ここでもフィードバック(恥駆動?)がブログを続けるモチベなのですね。
ブログを書くことによってそれでフィードバックを得て恥をかき、議論のたたき台にしたり
未来の自分のメモにしたり、人間関係の輪を広げたり
ブログを書くというアクションで次サイクルを回していく→ブログを書くことをサイクルの中に入れる、が良いなあと思いました。
フィードバックを、恐れない!
参考:200731 JaSST ブログにまつわる因果ループ

2.パネルディスカッション(Zoom)

あらかじめ用意されていたテーマとComment Screenで参加者からの質問にLTされたお三方が答えていくディスカッション。
(メモが断片的なので断片的になります)
たしかブログのテーマの話で
鈴木さんの裏切りのSQuBOKの話面白かったです。
そうなんですよね。。章ごとで書いていればいつか書籍の改定についていけなくなる日がくる。
でも章ごとでまとめるのって私も一度JSTQBのALTMか何かでやろうとしたのですが、やろうとすると滅茶苦茶大変なので、例え章が異なっていても途中でもまとめられている資料はありがたいものです。
まつさんのお話で出ていた『自分の「学んだこと」は続く人が「これから学ぶこと」』はガチです。

あと、秋山さんの話(文章の構造以外で読みやすくする方法)で
「Wordにコピーして校正」これはいいなーと思いました。さっそく今から使います。
Wordの校正ツールの話といえばJaSST Review'19の津田さんの話を思い出します。これも面白かった。

あと、ブログを書いたけど公開できなかった話は、秋山さんの話(JSTQBのALの話、?もし違っていたらすみません)が結構「おお」と思いました。自分以外の方が発信しないときの思考プロセスを知ることってなかなか無いので。。

3.Open Space Technologyセッション(Discord)

参考:Online Open Space Technology Introduction - Speaker Deck
(テンパっていたので殆ど記憶がありません)
パネルディスカッションまではZoomで、その後Discordに移動してOSTのテーマを全参加者から募るよ!だったのですが
OST始まる2分前まで出なかったので
(ぐるぐるする思考)
・これは、OSTのホスト(セッションを提案する主催者)になる人はもしかしていないのでは
・それか、居ても1人くらいのでは
・テーマが1つしかないOSTになってしまうのでは
・テーマが1つしかないOSTになったら、今回初参加の人(私だよ)は、OSTが何かよくわからなくなってしまうのでは

(参考:wacateで突発的に分科会オーナーになろうと思いついたとき
…と考え、気がついたらホストに手をあげていました。何を言っているか分かりませんが私もよく分かりません。
テーマは「イベントの感想ブログを書きたい!(けどうまく書けない)」
私は感想を書いてもほとんど公開しないことばかりなので、思い切って他の人の話を聴いて(自分が公開できる方向に持っていこう)と思いこのテーマにしました。
WACATEのときも噛みましたが今回もテーマ紹介で噛みました。これで次にOSTホストやる人のハードルは爆下がりしたはずです。

OSTセッション1「イベントの感想ブログを書きたい!(けどうまく書けない)」

自分がテンパりホストだったのですが、率直な感想はいろんな方の話を聞けて良かったです。
ご自分でブログを書かれている方、会社で共有されている方、発表側の方の話…
中でも参考になったのが
・読む側は断片的な情報や感想でも書いてあると助かる
・発表側は何かしら書いてもらえたらそれだけで嬉しい!
・発表される事柄は誰かがまとめているので、発表者の人へ伝えたいことを書けばいいと思っている
・自分の備忘のために書くのはメリットじゃ?
・私もブログ書こうと思います!×2

自分以外の方の視点の話(まつさんの『自分以外にとっては何気ないことも人にとっては宝石』がここでも繋がる)を聴けたのが貴重すぎるし
あとは、自分が思ったよりもずっと完璧を求めすぎていて、まさに考えすぎに陥っていたのが良く分かりました。
(文が簡潔じゃないとか、そういう)
語彙力無いのですがいただいた言葉すべてがありがたかったです。だからこのブログも最後まで書きます。

OSTセッション2「批判することについて意見を聞きたい2」

やまずんさんがホストのセッション。
途中から参加だったのですべての話題を聞いていなかったのですが、批判を伝えるのは難し…難しいというより、
批判する対象(公にされているものとか、公な人とか?)と批判を発する側の関係と
批判することの難しさは無関係じゃないなという話かと思いました。めちゃくちゃ途中参加なので間違えていたらすみません。

OSTセッション3「JaSST Online どう?」

halspringさんがホストのセッション。
私は今回がJaSST Onlineに参加するのが初めてなので、OSTがどきどきだったということを言いました。言ったかもです。忘れました(えー
すごく印象に残るカンファレンス?オンラインイベント?だったと思います。
相互やり取りってやり取り内容の具体はともかくとして、記憶の中にインデックスが貼られる感がある。
だから私は今日のJaSST Onlineのことも結構忘れないと思います。

総括:聞いた後で発信に前向きになれる内容だった

秋山さん、まつさん、鈴木さん皆さんどのお話も「とにかく書こう!」を後押ししてくれる内容で
それが「いい話ダナー」で終わらず、OSTで相互でお話することによってさらに後押しされる感じでした。
少なくとも、下書きに公開していない記事をうん十個貯めている自分にとっては
聞いて勇気がでる(ちゃんと公開しようと思える)という効果がありました。
文を書いて公開するのって言語にならないハードルがある。文に限らず、何かをやることの前には面倒や考えすぎや、色々なハードルがある。
でも、それを乗り越えるのに人の話に耳を傾けるのは有効なのだなあと、今回参加させていただいて強く感じました。
ありがとうございます!