先日もついついふらっと大人のソフトウェアテスト雑談会に寄って
そのときに自分のことを話すのに「QAでは、、ないです!」と言葉が出たので
ちょっと考えてみました。
QAやエンジニアってなんやねんというよく見る論争が前提にあるのですが
私の中では
・QA=「テストだけではなく包括的・多面的にプロダクトの品質を考える人」
・エンジニア=「何かを開発する人?」
なのですね。どちらも異論は認めます。
自分の仕事は普段テストを作ったり実行したりなのですが
強いて言えばテストを作る=テストエンジニア、は1000歩譲ってあったとしても
テスト「だけではない」関わり方でプロダクトに関わっているかというと
うーん??になってしまいます。
なので「あなたはQAですか?」と言われると「えっ…いや違います」になるのです。
世の中的にオフショアや外注でテストを外注するときにその頼んだところは
QAというのでしょうか?QAな心意気であって欲しいのかな…
発注されたことに対して保証するからそれも品質保証なのか…QA…部署の存在は
わかるが概念がわからない…
そして「エンジニアですか?」のほうですが、これは私が自分に自信が無いのを差し引いても
「テスターじゃなくてエンジニアです!」と名乗る意味が見いだせないです。
テスターでもテストエンジニアでも私はテストを作るし実行もするので
あんまり違いがないというか…エンジニアな人は何をもってエンジニアなのでしょうね。
テスター=テストオペレーター=「テスト実行だけ」が仕事なのが嫌で
「テスト作りたい!」をもってテストエンジニアになりたいという
ジョブ差別的な意味があるのだとしたらそれでも私はエンジニアと名乗りたくないです。
こうやって何の理由もない考えを書き出すと、自分の考えはQAという人々に混じるには
異端なんじゃないかなとしょっちゅう考えます。
「品質」をベースにテストのことを考えられず、エンジニアを名乗れないテスターは
テストに関わる人間としては間違いなのか。
個人的には、間違いではなくあってほしい。
どんな動機でテストに集まっていても、結果としてきちんとテストを作ることが
その「品質」に繋がっていくなら、テストに関わる動機で切り捨てられなければいいと思っています。
ところで私はブログをあまりTwitterに投稿しませんが
それは自分に失望されるのが怖いからです。あとは読んだ人が不快になるのも怖い。
それでも書くのは自分でも自分の考えを掘り下げたいのと少しは知ってもらいたいのが
あるのだと思います。