この記事を書いたきっかけ
コロナの影響で試験の先行きが不透明で、勉強どうしようかな…
とモチベーションが上がらない日もあると思います。
そこで
- 少しで切り上げても、断念しても、中断した箇所から続けられる
- 例え試験が中止になっても次に活かせる
青本、欲しいなあ…
JSTQB FLを受けた時に青本(JSTQB FLの参考書)を買った人は多いと思います。
そして、ALの勉強を躊躇する理由で「参考書、無いしなあ」と思った人も多いと思います。
青本の構成は大体このような感じになっています。
- 章の最初に学習の目的
- シラバスの内容をかみ砕いて解説
- 練習問題
ALの勉強法で「シラバスを読みこむ」ということを良く見かけますが
具体的にどうやって読みこむかは、結構人それぞれだと思います。
その中の一つの方法として「青本の構成と同じようにシラバスをまとめていく」という方法を提案します。
※補足:シラバスを自分なりにまとめよう、は割と良く書いてある方法で
私は下記の2つの記事を参照しました。
たこはちさんのブログ記事「FLの次は、TMとTAのどちらを目指すべきか。」
JASST北海道実行委員 上田さん「JSTQB ALへの道 ~結果にコミットするウエザップ勉強法」
やってみよう
たこはちさんが推奨しているとおり
- まずシラバスをDLする
- テキストにして本文以外取っ払う
- 各章の最初にある「学習の目的(LO)」を各小項目に移動する
※この辺たこはちさんが書いていることそのままなので、是非たこはちさんの記事を読んでください。
- ここまで実施したのが下記のような感じです↓
- ここからシラバスの箇条書きの読みづらい箇所を表にしたりして読みやすくしていきます。こんな感じ↓
※突然WordからExcelに変わっているのは私がTMのシラバスをまとめる時にExcelを使用していたからです。
もし後で印刷して見直したりするのならば、Wordの方がおすすめです
- ここまで終わったら、シラバスの文を「学習の目的を読んだ後」で、目を通していきます。
意味が解らない箇所はひたすらぐぐったり、自分で補足の文をつけたりしていきます。(表記ゆれはご愛敬)
※多少意味が怪しくても自分で考えるのが重要なので、気になったところは殴り書きでも
コメントを残しておきます。間違えていたら後から直せばよいです。自分用の資料なので。。
※意味が解らない箇所が多いのは普通なので、あまりにもどん詰まりになるようだったら
そのまま置いて次にいきます。
- 図を貼ってみたりすると少しわかりやすい風になります。
- ここまで終わったら、次は練習問題的なものを貼ってみます。
JSTQBのサイトの模擬問題も良いですが、問題数がかなり少ないので
ISTQBやASTQBの模擬問題を引っ張ってきます。
英語読めない問題はGoogle翻訳頼りで何とかします
(たまにこの翻訳が全然意味が違ってトラップになりますがそこは何とか乗り越えてください)
ここまでがこんな感じ↓
次ページに回答も貼ってみましょう。
- ここまで終わったら、また「学習の目的」を読んで、自分で注釈を入れたシラバスを読んで
その上で最後に貼った練習問題に挑んでみてください。解ることもありますが間違えることもあります(えー
この作業でやっていくとまとめるのにすごい時間がかかるので(私はALTAをこの方法でまとめて2か月半かかりました)
試験が開催されるか不安な今(2020年4月現在)にお勧めです。
たとえ途中で断念しても、次始めるときに参考書として使えますし
なにより作業が膨大です。学習の目的を貼っていくだけで2日くらいは余裕で持っていかれます。
そして反復して読むと「うわっ自分全然わかっていないな」と、より強く記憶に残ります。
この作業1回で「完全に解った」を目指すわけではなく、あくまで学習の土台を作っていく感じなので
もし、先行きが不透明で何かを始めるのに迷っているならば、惰性で出来る範囲でぼちぼち始めてみるのも
また一興ではないでしょうか。
学習の目的ってそもそも何なんだ?と気になったら…
これを「自分で疑問に思う」のがマジで第一歩です。下記スライドの11ページ目以降を参考にしてみてください。
ISTQB・ASTQBの問題がどの学習の目的と一致しているかを確認できる表
下記記事にまとめました。
(ALTM版)ISTQBやASTQBの模擬問題と学習の目的(LO)の対応表 - 私は迷いの中にいる